前後

最近は、「そのポジティブなとこ好きです」だったり、
「いつも前向きですね」と言われるようになり、
「僕は前向きな人間なんだ」と思ったりします。
でも、僕は前も後ろも向いているつもりはないんです。
ただただ、自分の感情に正直にいれるようになったんです。


前向きな人間は、後ろ向きな人間がキライかもしれない。
だから、前を向くように励ましたりする。
前を向きたい人にとって後ろを向いているヤツは空気を乱すしね。
でも、後ろ向きな人間もまた何かに目を瞑って前を向こうとしているヤツもイヤなんだ。


はたして、前とはどちら?と言う疑問がわいて来た。
はたして、後ろは向いちゃいけないのだろうか?
前向きな人は後ろを向くことにかなりの恐怖感を持っているのだろう。
でも、後ろほど自分を見つめ直すことが出来る方向はない。


「ふたつの袋」(イソップ寓話)
プロメテウスは人間を作ったとき、その首にふたつの袋をぶらさげた。
他人の欠点の入った袋を体の前に吊るし、自分の欠点の入った袋を後ろに吊るした。
そのため、人間は他人の欠点はよく見えるが、自分の欠点は見えないのである。

と、イソップの本で読んだ。
後ろを見ている時は自分と向き合っている大事な時なんだ。
むやみやたらと前を向くことだけが生きていることではないと思う。
その瞬間の自分の本当の気持に気付けていなければ、
前を向いていようが、それはまったくのウソになる。
ならば、どこを向いていようがどんな気持であろうが
自分の感情をとことん肯定することが一番いいんじゃないだろうか。
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by hisa_coff | 2009-05-11 00:25 | デイリー