人気ブログランキング | 話題のタグを見る
妹と会う

妹のメイコが東京に来ていたので昼に会うことになった。
それまで時間があるから映画館でハリー・ポッターを見る。
面白かったしつづきが気になるけど、今作から見ることはおすすめできない。
前作だけでも見ておいた方がいいし、その後の展開のためのつなぎのようだった。
その前後のストーリーにとっては重要な作品だった。

もし、ビートルズとの出会いがイエロー・サブマリンだったならって感じに似ている。
ハリー・ポッターの本も読まず情報も入れずに今作を映画館で見たのなら、
まったく全貌が見えないかもしれないな。
イエロー・サブマリンを聴いてビートルズの全貌が見えないのと同じかも。
ストーリーの途中を切り取って全貌を知るのは非常に難しい。

最近、アルバムも好きな曲だけ買えるらしいけど、
アルバムのストーリーの途中だけ買われるなら、
アーティストも作品を作る考え方も変わってくるね。

でも、60年代まではシングル盤を集めたものがアルバムだったしね。
コンセプトを立ててアルバムを作るってのは70年代に入ってからだし、
そう言う意味では、古典的な音楽へと戻りつつあるのかもしれない。


とにかくハリーは大きくなった!



妹のメイコとオカムラと渋谷の岡本太郎作「明日の神話」の前で待ち合わせ。
で、妹が宮崎で個展を開いた時に大変お世話になった芸術兄弟が奥沢で個展をしているので
挨拶もかねて伺うことにした。
彫刻家の鬼塚良昭さんの息子さん2人で「おにつかみ(兄弟展)」をしていた。
お兄さんの哲郎さんの画は、繊細な線が集中力が続く限り気持ち良くうねりまくっている。
弟さんの拓郎さんは、陶芸で閃きを大切にしていそうだし、
見るからにセンスの良い風貌だった。
作品には細かな集中が見れるのに2人のおおらかさは素敵だった。

ついつい、こう言う方達の心の中身が気になる。
どう、情熱を注ぐのか、聞いてみたくなる。
僕や妹は芸術的な血筋があるわけでもなく「才能なんて誰も最初はないもんだ!」なんて
開き直ってからやりはじめたくちですからサラブレッド的な方の思考は気になってしまう。
いろいろ初対面ながら熱い話をさせていただきました。
あの張り過ぎない緩み過ぎないちょうどよい緊張や集中を
僕や妹はまだ模索してるように思えた。
しょうがない、家族だもの、似たもの同士なんだよ。。。
それに僕が履いてたジーンズと妹のカラーパンツはcucciaだった。
まあ、僕がこのメーカーのパンツを持っていることがおかしいんだけど、
昔からたまにバッティングするセンスは嬉しいわけです。


▼「おにつかみ(兄妹展)」ギャラリー澄光 
世田谷区奥沢4−27−12(03−3748−2781)
自由が丘駅南口より徒歩7分、奥沢駅南口より徒歩1分

妹がとにかくお世話になったんだと何度も言うので、告知しておきます。
ぜひ、お近くの方はのぞいて見てください。5日までです。


妹は元気そうで嬉しかった。

おやすみ。



僕もライブ、1週間後にあります!
ぜひぜひぜひ、ちょうどよいフルスイングでやりますんで遊びに来てください。
▼8月8日(土) 下北沢 mona records
「Step It Up And Go」
w / 木村ひさし / 沢田ナオヤ / アンコールアワーズ

open 18:00/ start 18:30
前売¥2000 / 当日¥2300
【問合せ】mona records 03-5787-3326
by hisa_coff | 2009-08-02 01:07 | デイリー