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ヒールで踏まれた

マンチェスター・ユナイテッドが早くも第2節で負けた。
相手は今季から34年ぶりにトップリーグに昇格したバーンリーFC。
2部リーグで34年間ずっともぐりつづけてたクラブが
トップリーグ3連覇している我がマンUをやっつける。
リーグ中に1度は心ないゲームがあるのは仕方がないけど、
こんなにも早く悲しいゲームが訪れるとは思わなかった。

ファーガソン監督だから絶対に「なめるな!」と選手に伝えてたはずだ。
でも、格下だと思ったら無意識のうちになめてたのかもしれない。
リーグトップの誇りがおごりになるのは紙一重。
プロだ!プロだ!とプライドを感じ誇りに感じていたらいつの間にかおごりに変わっていた。
一生懸命、心も折れずに淡々と自分たちのサッカーをするマンUが好きなんだ。
強いと騒がれている時のマンUは、やりたいことが決まっていた。
そして、負けた試合も負けたなんて思わせないくらい最後まで全力だった。
そう言う意味でも世界最強のクラブだと僕は思っている。
負けていても心が折れない、負けたとしても心が折れない、これこそ最強でしょ。
そんな彼らに心を掴まれたわけです。

逆にバーンリーはずっとお祭りだ。
34年ぶり昇格なんて街全体がお祭り騒ぎさ。
そして、昇格後初のホームゲームの相手が王者マンチェスター・ユナイテッド!
お祭りの中でも最も盛り上がる時、このバーンリーの街全体の心情を想像できないと
いくら弱い弱いと言っても雰囲気にのまれる可能性は低くない。

前半19分のブレイクのボレーキックでのゴールは、
ワッショイワッショイと神輿を担いだイケイケ状態の瞬間におこった。
まぐれではない。ワッショイワッショイは、そう言う空気を運んで来てくれる。
その後のマンUは、初めて訪れた地方の祭りを目の当たりにして
自分たちも戦わなくちゃいけないのに馴染めないまま傍観者になっていた。
気付いた時にはイライラしか出てこない。
祭りを見に来た観光客が祭りの主役にはなかなかなれない。
そんな感じの試合だった。


頼む、マンチェスター・ユナイテッド、心を取り戻せ!





沢田ナオヤが何度もメールをくれるから高円寺に見に行った。
本当に素晴らしい歌を歌いよった。
指の先までピンと伸びたバレエを見ているようなそんな歌声。
声が消える寸前まで意識し集中した歌声。
こんなことされるとファンじゃない人にも簡単に響くだろうと思った。
それにお客さんが多いわけでもないのに拍手が大きい。
ひいきな拍手じゃなく、「いいものありがとう」的な拍手だ。
会場をまとめ上げてた。素晴らしかった。


始まる前に少し話した。
この間、僕が言った言葉が強烈すぎて頭から放れないらしい。
「しょうもないライブしたら指つめたらええ」と僕は言ったらしい。
たぶん、それくらい本気で命がけでライブをしていいし、
指つめないといけないなんて舞台で照れてる場合じゃないしね、
それから、そのくらい自分を雑に扱ってもいいし、
境地に立たされた方が本当の自分だけが顔を出してくるしね。
なにも暴力的に言ったわけじゃなくて、心を覚まさせるおまじないさ。
狂気の沙汰ほど面白いってね。




赤丸も出てた。丸尾和正がドラムを叩いてた。
今まで色んな人とセッションしてるのを見た中で赤丸は丸尾に向いてるなと思ったよ。




もう、サンダルで満員電車に乗るのはよそう。
ヒールのかかとで素足なのに踏まれた。
たぶん、その女性もヤバいと思って踏ん張ってくれたんだろう、全体重ではなかった。
でも、足の甲にヒールが触った時は、ゾッとして全毛穴が一気にひらいた。
by hisa_coff | 2009-08-21 00:38 | デイリー