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植田章敬

連れて帰ってきた 植田くんは、
今日、モナレコードの昼の部でライブだった。
1日付き合おうと前もって空けておいた この日ですが、
ライブが昼からだとは思わず、なめていましたら、
リハーサルが10:10から始まると言う衝撃の事実。
朝の早うから下北へ向う。

リハーサルを見るが、前に岡山で会った印象とはまるで違う。
声が太くて情熱的で意識も高くパワーが増してた。
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写真は、じいちゃんの横顔が、ばあちゃんのことを考えてるんじゃないかな、
と思って創った曲を聴いてくれと楽屋で歌ってる様子。

ライブは素晴らしかった。
ずば抜けて精神が安定し情熱が溢れて本気だった。
本気は当たり前に必要だけど、そんな本気ではない本気。
歌詞が真っ直ぐでたまに見せる情熱の爆発。
声がレッドゾーンに入れば美しさから良き歪みが現れる。
たくさんの人に見てもらいとうございました。



その後、植田くんを見に来たshiratamaのmegさんと岡本太郎記念館に行く。
創る人間にとって誰かの制作をしていた場所や部屋を見るのは刺激的だろうから、
東京観光に連れて行った。すると、植田くんはアトリエに入った瞬間 涙を流した。
僕の前で涙を見せるのは、もう3度目だ。
どこまで感受が豊かになったのか僕にはわからんくらい敏感だ。

でも、正直さは素晴らしい。
前回、岡山であったときは、どこか大きく見せようとしてたし、
背伸びも見れたし、優位に立ちたそうな部分も見れた。
ほとんどの人が大きく見せたいと思っているに違いないが、
芸術に関してはそんなの無意味だと僕は思っている。
大きく見せようが小さく見せようが、
本当の自分を出さなければ芸術ではないのだし、
大小なんぞまったく役に立たないし、
ありのままじゃなければ批判すらされない。
偽った自分が好かれても嬉しくないでしょうし、
偽った自分が嫌われてもなんとも思わないだろう、
本当の自分を出さなければ、評価対象にすらならないんだと思うのです。

3人でゆっくりアトリエを満喫しながら
帰りはスタバで数時間トーク。
しまいにはスタバで水を出された。
「帰れ」のサインじゃないと思うが、
どこか引け目を感じるのは、僕らが話し過ぎているからだった。

3人ともためになった!
植田章敬_f0037239_102198.jpg

by hisa_coff | 2010-08-15 02:03 | デイリー