ペニーレインはストレートに聴きます。

週末のプレミアリーグのどの試合も黙とうをしてた。
前節と今節の間に11月11日を挟んでいたらしく、
11日は第一次世界大戦終戦の日で、イギリスでは戦没者追悼記念日として
戦没者やその遺族のために募金すると胸に赤いポピーの花をつけてもらえる。
で、週末のプレミアリーグでは、すべてのチームが
胸に赤いポピーの花の刺繍の入ったユニフォームを着て試合をしていた。
後ですべての選手のユニフォームをオークションにかけて、
その収益を寄付するかたちになっているようです。
確か、審判3人の黒いユニフォームの胸にもポピーの花が咲いてたような気がする。
審判のものもオークションに出すのだろうか?

ビートルズの「ペニーレイン」の歌詞の中に
「看護婦さんが楽しそうにケシの花を売っている」的なニュアンスがあると思いますが、
「街角でナースのコスプレをしてハイになりながら大麻を密売している」
と言う想像は、深読み過ぎです。
ビートルズたちの想像力は麻薬をやらなければ辿り着かんだろうと
普通じゃなく彼らの考えることは常に変化球だと考えてる場合じゃござんせん。
あの一節は、このポピーデー(11月11日 戦没者追悼記念日)のことで、
変化球無しの看護婦が募金を呼びかける風景そのものでした。

エラそうに言いますが、僕もプレミアリーグでポピーデーを知ったのですけどね。


週末の試合ですが、キックオフ前にする黙とうはもの凄く静かで長かった。
トム・ヨークなどが参加してるポピーデーに合わせて発売になった
チャリティーのシングル「2 Minute Silence」は、
2分間無音だそうですが、それと同じくらいにスタジアムが静まり長かった。
向こうの人は、あまり目を閉じない真っ直ぐ心を集中し静止する。
チームによっては、11人肩を組んで静止する。
目を閉じないことに感動してしまったりするんですよ。


そう言えば、
スライ&ザ・ファミリーストーンのアルバム「暴動」に入ってる6曲目も
2、3秒の無音の間に「暴動」と言うタイトルをつけてたような気がする。
暴動でありながら無音がまたタイトルの言葉を引き立たせるんです。
CDラックから探し当てて確認するのは面倒なので「気がする」でかんにん。

でも、「2 Minute Silence」の2分無音はすご過ぎる。
まったくCDに音(データ)が入っていないのか?
もしくは、もの凄く静かな場所にマイクを向けて録音したのか?
もし後者の方なら何か深い感覚がしますし、聴いてみたい。
かもしれない。



プレミアの試合でキックオフの前にセレモニーがあったり、
亡くなられた方を追悼したりするのですが、黙とうじゃなく、
1分間ほど拍手のみをする讃え方があるのですが、これはもの凄く感動します。
8万人が入ったスタジアムで真っ直ぐな気持ちで拍手だけをずっとする。
舞台終演の共感し合ったスタンディングオベーションとはまたちがっていて、
割れるような拍手が波もなくずっと一定になっているわけですから、
中継で見ている僕までもが、いつの間にか叩いていた。


で、週末、マンチェスター・ユナイテッドは3位に落ちた。
チェルシー1位でアーセナルが2位、今は苦しいときです。

トルコの航空会社のCMにマンチェスター・ユナイテッド選手たくさん出てます。
Turkish Airlines→http://www.youtube.com/watch?v=0p5FrOEaflU
一応、選手の名前紹介だけしておきます。
これ読みながらCM見ればだいたい主力選手はわかります。
チチャリートが見当たらなかったのは残念。

最初に紅茶をもらうのがイングランド史上最高の選手、ボビー・チャールトン。
新聞読みながら料理をもらうのが、スコールズ。
落ちて来たボールを掴むのがキーパーのファン・デル・サール。
「アンデルソン!」と言う掛け声とともに振り返るのが、ウェイン・ルーニー。
その斜め後ろで振り返るのが、オベルタンとオシェイ。
胸でボールをトラップするのが、アンデルソン。
パスを座りながらもらったのが、ホームレスからマンUにやって来たベベ。
後ろで頭でパスをもらったのが、ラファエウとファビオの双子のダ・シウヴァ兄弟。
またその後ろでもらう窓際のギブソンと通路側のエヴァンス。
振り向いて笑うエブラ。
胸でボールを受けたエブラがリフティングを始めると誘われてフレッチャー登場。
通路でじゃれ合って、スコールズの新聞に邪魔する。
じゃれ合って思わぬところに飛んだボールはヘッドフォンをするベルバトフのところに。
ベルバトフは長い足を滑り台のようにボールを転がし、また2人に返してやる。
エブラとフレッチャーがじゃれ合って浮いたボールをキャリックがヘディング。
それがルーニーのところへ飛んで行き、なんてことかボレーキックしてしまう。
そのボールはオベルタンとオシェイの前を通り過ぎ、
イングランド史上最高の選手、ボビー・チャ−ルトンへ向かって飛んで行く。
それをゴールキーパーのファン・デル・サールが阻止。
ルーニー、胸をなで下ろす。



おやすみ。
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by hisa_coff | 2010-11-16 01:45 | デイリー