大きめの本屋を6件回ったがどの本屋からも「ない」と言われた

今日も大きめの本屋を6件回ったが、どの本屋からも「ない」と言われた。
そう、まだ探してます。
ネットで買えばいいじゃないか と聞こえてきますが、
僕には手っ取り早く何かを手にすることは出来るだけヤメておこうと言う心のルールがあり、
出来るだけ足で探して、探している間に「本当に欲しいか?」と言う問いを自分にぶつける。
自分に問いながら探していると、本当に欲しい場合は、その気持ちが大きくなってゆき、
それほどでもない場合は、そのまま小さく消えてゆくのです。
そして、まだ大きくなってどうしようもない場合、手段は選ばずに買うのです。
こうしていると狭い家でも助かるし、シンプルに重要なものだけが集まってくる。

4日から探して、今日も6件探したので、10件ちょい探した。
ので、僕はこの本を本当に読みたいんだと思うのです。
だから、ハマーショルドの本は、ネットで買うことにする。

この本が気になるのは、誰かのために書いたとか、
誰かに読んでもらおうとか、そうでなく、
自分の心との対話を記録したものだろうから、
そんな他者を意識していない心境で何年も書かれた
国連事務総長の日記が気にならないわけがない。

そう言う本をずっと探すのだけど、
本を書くと言う行為は、読者を意識するものだから、
意図的にドラマチックに書かれるものだろうと思う。
読者を意識せずに書かれたもので感動できる文章なんて奇跡に近いかもしれない。
もしかしたら、「アンネの日記」はその境地にあったのかもしれない。
心の葛藤で溢れて来た感情を文章にし、誰かに見せるわけでもなく、
心をぶつけ続けたものは、それだけで覗いてみたくなる。
人の心は絶対に覗くことができないからこそ、
このような奇跡的な書物は貴重なんだな。


僕のブログもそうだけど、
いくら本当を描こうとしても、どこかで読者を意識している。
意識することでウソになると言うわけでもないけれども、
どこか言い回しや言葉のチョイスや文章の作り方は意識してるような気がする。
誰も読まない誰も見ていないと言う開放感の中で描いたものは、
どんな人が描いても魅力的なものになりそうだ。



おやすみなさい。
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by hisa_coff | 2011-01-07 22:55 | デイリー