「世界ふれあい街歩き」と言う番組が好きでして

「世界ふれあい街歩き」と言う番組が好きでして、
晩ごはん時に録画してたものを見ていた。

イタリアのトスカーナ地方にあるサン・ジミニャーノと言う街を歩く。
本当に歩いているようなカメラワークに臨場感があって見入ってしまう。
城壁に囲まれた旧市街に900人ほどしか住んでいないのだけど、
とても美しい街並で、昔、権力の証だった塔が14本残されてるのだそうです。
塔は高ければ高いほど力を表したようで、
1300年頃はこの小さな街に72本も建っていたらしい。

と、朝から街を歩き出し、すれ違う人々と交わす「おはよう」に心和む。
ひとり白い犬を連れたおっさんが手をふってカメラを引き寄せ「おはよう」をする。
「もう、ひと仕事終わったよ。犬のシャンプーだけどね。」と言いながら笑顔を見せる。
午前8時に会った このおっさんが強者だった。

せっかくなので塔を数えながら散歩を続ける。
街を練り歩きながら昼も過ぎて15時、後ろから「チャオ」と呼びかける。
さっきのおっさんがまだ白い犬を連れて呼び止めた。
ナレーションが「まだ、お散歩ですか?」と聞くと
「ああ、ずっと散歩さ」と返す。が、かれこれ7時間ほど経ってる。
二度目の出会いなので少し込み入った話をはじめた。
どうやら、家にネズミが出てしまって、
ネズミ駆除用のエサを犬が食べてしまわないようにずっと連れ回していると言う。
再会を喜びながら再び別れる。

でも、おっさんはこれで終わらなかった。
高台に登って14本目の塔が見つからないとウロウロと探してると
下の方からまた「チャオ」と声をかけられる。
下を覗き込んだらまた白い犬を連れたおっさん。
もう陽が傾き出しているというのにまだ散歩をしている。
今度は家族のように「今、そっちに行くから待っててくれ」と声をかけて来た。
ちょうどいいからナレーションも「14番目の塔が見つからないのです」と
訪ねると「14番目は見つけにくいんだよ」と低い建物を指差した。
どうやら、昔は高かったけれども塔に積んでいた石を別にことに使ってしまって
今は、低くなってしまい見つけにくくなったらしい。

そんなことよりも、
このおっさんが10時間近く白い犬を連れ回していること!
イタリアは陽が長かった覚えがあるので、もしかしたら10時間以上かもしれない。
この番組はずっと見てますが3度出てきた人は初めてのような気がする。
10時間も犬を連れ回して散歩するおっさん、強者だった。


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仙太郎のだんご美味しかった。
おやすみなさい。
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by hisa_coff | 2011-01-10 23:20 | デイリー