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好きなのに逃げ出したいって感覚がとても素敵なのです

夕方帰宅後、ヘッドフォンの中にいまして、
ふとツイッターをのぞいてみましたら、雨ふりだと知る。
おかげで洗濯物を干していたことに気付き、パンツ3枚濡れただけですんだ。
ありがとう。

これだけ情報を収集する日々を送っていますから、
雨ふりほどの情報などすぐに察知できると思っているのかもしれないな。
意外と情報が溢れていることに満足していて気にも止めていない可能性もある。
電話帳がいらなくなって、友人の電話番号を覚えなくなったりすることは、
情報を持ち歩いてはいるが、頭に入っていないってことですからね。
なるべく脳みそが劣化しないようにがんばらないといけないな。


朝6時に起きてチャンピオンズリーグの中継をみる。
アーセナルとバルセロナの試合で、
僕としてはアーセナルの勝利を願いつつですが、
後半25分で1-0でバルセロナのリードを知る。
出掛ける支度をしながらチラチラと見てましたら、
ファン・ペルシーが障子の隙間を猫が通るようなシュートを決めました。
あれよあれよと、ナスリのパスをアルシャビンが決めて逆転!
逆転の瞬間の20歳アーセナルゴールキーパー、シュチェスニーは
見方の逆転劇なのに膝をついて崩れ落ち、天を仰いで半べそで叫んだ。
このチームはケガ人が多くこの子は第三キーパーで、
使わざる得ない状況がずっと続いていて、
そして今朝のヨーロッパ最高の大会、
チャンピオンズリーグの決勝トーナメント、
ビジャ、メッシ、シャビ、イニエスタのいるバルセロナとの大一番。
例えばマンUのキーパーは40歳だったり、だいたいキーパーは30代や
経験豊富な人が第一キーパーであることが多いが、シュチェスニーは20歳。
何とも言えないプレッシャーに押しつぶされそうになってたのだろう。
逆転した瞬間に爆発した感情は、
嬉しさなのか怒りなのか何にも当てはまらないような表情で爆発していた。
でも、心臓が押しつぶされそうな体験を何度も経験することで
その人間は、本当に成長するのだと思う。

同じ体験は無理にしても
僕ももの凄いプレッシャーの中でもっと生きていたいと思いました。
そればっかりは他人と比べられず、自分の中で正念場を決めればよいのだろう。
外からのプレッシャーはどうでもよく、自ら課すほどに意味を増す。
自ら課すと言うことは、自分の道を踏みしめるイメージでもあります。

やりたいことなのに逃げ出したい気持ちになっていそうで、
でも、それに打ち勝ったシュチェスニーに感動したのだ。
好きなのに逃げ出したいって感覚がとても素敵なのです。
一番大きくなれるチャンスなのですからね。
僕もそう言う状況作らなきゃ。


おやすみなさい。
by hisa_coff | 2011-02-18 02:03 | デイリー