人気ブログランキング | 話題のタグを見る
duo〜MANUTD


青山陽一さんからお誘いもいただいたので渋谷duoへ行く。
堂島くんへ「ライブいくわ」ってメール送ったら、
「ギグスの名前でいれときます」と返信があった。
ギグスとは、我がマンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグスのこと。
ちょっとした気配りこそが彼のポップセンスなのではないだろうか。。。

イベントは、
Flowers Land presents「Root is One〜歌うギタリスト達の宴〜」
出演 青山陽一 / 鈴木茂 / 堂島孝平
と、なんだか美しい。

堂島くんは元気で素晴らしいね。
青山さんも喉からしたけど顔で歌ってたので伝わった。

鈴木茂さんの「バンドワゴン」も大阪にいたとき地獄聴きしたし、
はっぴいえんどもとことん聴いてたし、いろいろ思い出しながら聴きました。
スライドギターがなる事で、脳裏には西国街道。
兄貴にイプサムを借りて西武百貨店のCDショップに買いに行ったのを思い出した。
音楽は、これがあるから凄いと思う。
曲と想い出がくっ付いてる場合は、こう言う現象がおこるんだ。
メロディーは、絶対にあの風景を忘れない。
下手したら、匂いまでよみがえってくる勢いだ。

とても素敵なライブだった。その理由はステージ以外にも・・・。
後ろの方に鈴木茂さんの大ファンらしきサラリーマンが踊り狂っていた。
もう、どうなっても良いくらい踊ってて、良い切れ味だ。
茂さんが低いポジションでソロを弾いてると手拍子は胸あたりだが、
盛り上がって高音のポジションでソロを弾いているとき、
サラリーマンは頭の上で手拍子をとっていた!
ジャニーズ顔負けのダンスに体の固さなんて気にしてないようで、
足を前と後ろに広げてしゃがんでしまおうとする。一瞬、目を疑う光景だった。

僕はこれだと思った。
これこそが表現。
巧みな技なんか、何も要らないと思った。
ステージの豪華さを差し置いて僕を釘付けにした創作ダンス。
サラリーマンの心の底から発揮される芸術。
惰性ではなく動物的感覚から生まれ出るグルーヴ。
岡本太郎が言う、「誰もが芸術を持っている」ってのが立証された気がする。
僕は終始笑顔で負けじと体を揺らした。
近寄って、肩を組んで踊ろうかとも考えたけど、
彼の目を覚ますんじゃないかと思ってヤメた。
でも、あんなにも心の底から踊れるなんて羨ましかった。
僕も解き放とう。
心を解き放とう。

帰りに、KHBドラムのモリヨシキとキンモクセイ佐々木良に飯に誘われるけど、
マンチェスター・ユナイテッドの試合が迫ってるので僕は帰ってきた。
でも、普通に考えてみればおかしい。
テレビ見たいから帰るって言ってるようなもので、どんだけ子供やねん!と思う。
と、考え直してもやっぱりマンチェスター・ユナイテッドだ。

今日はオールドトラフォードでチェルシーを迎えての一戦。
チェルシーはモウリーニョ監督が辞めてから初めての試合。
チェルシーの選手のテンションが気になっていたけど、
やっぱりそんなに元気そうではなかった。
おかげで2-0で勝てた。
テベスが移籍後初ゴールを決めたし、
ルーニーも調子を取り戻してきた。
まだ、爆発的な攻めはないけど、徐々に仕上がってきてます。
良い感じです、マンチェスター・ユナイテッド!



おやすみなさい。


by hisa_coff | 2007-09-24 03:07 | デイリー