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走る


なぜ、改札を出たとたん走るのか?

なぜ、終電にも間に合ったし、急ぐわけでもないのに走るのか?

なぜ、35歳の僕が真夜中に走り出すのか?


いつかまた怪我をする日がやってくるだろう。
また、歩いてても転ぶ日がやってくるだろう。
じゃあ、思いっきり転んで大怪我をしてやろうと思うわけです。
大怪我を怖がってすました顔して歩きとうないわけです。
大怪我する日まで突っ走って、転んでも強く起き上がりたいと思うわけです。

情熱をこの夜に発揮しなければ、モヤモヤして寝れないバカなので、
徒歩13分の道のりを真夜中に走るわけです。

下北沢にはたくさんの情熱。
欲望や野望ではなく情熱。
見返りを求めない、
ただ今日の分は燃やし尽くしたい願う情熱。

NONA REEVES最高だった。
11/18 POW!!!はもっと最高になる!
見たことの無い高揚感で充満させたい!
この日は、みんなの誕生日になるようにがんばるよ!





精神論が嫌いな人がいる。
なぜなら目に見えないから。
心は全ての人が持っているのか、
持ってないのか、誰もがわからない。
優しさを表現する行動や言動、
怒りを表現する行動や言動を知っているだけかもしれない。
いやいや、その奥にある体が変化を起こすぐらいの感情、
じゅんわりと熱くなる感じや、
ギュッと締め付けられる感じや、
ザワザワと騒がしい不安感や、
開き切った爽快感は、ただ自分だけが知っている。
誰もが、ひとつの心しか経験出来ないから、だからこそ不安にかられる。
でも、音は空気を振動させながら体や物を振るわせ、心にも伝えてくれる。
目に見えない音は、物の世界と心の世界をつなぐ共通言語である。
物を信じるのは当たり前、だってそこに存在し目で見えるから。
心を信じるのも当たり前、だって僕らの中にひとつずつ与えられたエナジーだから。
ならば、音楽を信じるのは当たり前のことだ。
心の底、その深海にある血液まで沸騰させてみたい!
高揚し、興奮し、どうでも良くなったときは、必ず扉が開いてる。
情熱こそが音になる!
ヘッドフォンを外してごらんよ。
空気をつたって音が届くんだ!
音があるのは、この地球だけかも知れんのだから!





下北沢 CLUB QueでNONA REEVESを見に行く。
早めに行ってリハ中に我がイベント「POW!!!」のチラシを折り込ませてもらった。
その後、本番までアナログフィッシュ下岡晃と打ち合わせ&勉強会。
彼も、熱い。
自分から出てくるアイデアの速度を上げたがっている。貪欲である。
もう、曲を作りたくてしょうがないんだろう。
そんな男が、こんな男からも
何かを搾り取ろうとするわけですから頼もしいと思うわけです。
この情熱を目の当たりにして、NONA REEVESの本番を見た。
初めて観る四人編成がど真ん中だった!
いつかの日記にススムが言っていたのを思い出した。
ど真ん中なら振るだろ!だってど真ん中なんだから!
POW!!!を感じながらもキラキラしてる。
そら、振るよ!フルスイングで!
触発されて、僕はまた奮い立つ!
奮い立った瞬間にこの場を去り、慌てて作曲!
と言う画も浮かんだけど、打ち上げまでお邪魔した。
ここにも情熱がたくさん。




ゴウタくん、先に帰らせてもらしました。ありがと。


写真が無いのは、
僕が携帯電話を家に忘れて飛び出ちゃったので画が無いのです。
そのかわり、電車から見える夜景や、
雲に隠れた星や、普段より遠いところを見れた気がします。
たまには、携帯電話がないのもいいね。


あれ?
少し酔ってるみたいやね。
支離滅裂ですが情熱はわかってくれた?
おやすみなさい。
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by hisa_coff | 2008-09-29 02:39 | デイリー