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最近のマンU〜ヒディンクの話になっちゃった

イタリア セリエA カターニア所属のFW森本貴幸に
マンチェスター・ユナイテッドが興味を持っているらしい。
おお、待ってましたよ、このときを!日本人が赤い悪魔に血を売る この瞬間を!
これ実現したらそうとう燃えますな。


カルロス・テベスの退団をマンUが発表したし、
クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリー(スペイン)にほぼ決定。
さみしいニュースを吹き飛ばすためにも森本が来たら最高なんだけど。


決まって
ビッグクラブからの退団や移籍で出て行くニュースの写真は選手が背中を向けてる写真だ。
テベスは背を向けて肩を落として歩いてる写真、ロナウドは背を向けて手を振っている写真。
逆に小さなクラブの森本は移籍情報の記事に付いてた写真は
耳に手を当てて声を欲しがっている。
上手くいけばいいな〜。





森本は代表に呼ばれんのだろうか?
若いのに淡々と海外で結果を出している彼の
ひた向きでありながらデカい野望を岡ちゃんは買うべきだ。

ワールドカップ予選最終戦のオーストラリア戦は悔しかった。
今頃なんですが、あれほど気持が入った良い試合が他になかっただけに勝ってほしかった。
あの選手全員の心が最強の状況を見れたことが感動だった。
あの心がいつも出せたらホントに上手くいくはず。
あきらかに挑戦者で何も背負ってないようで軽やかだった。

結果は、前回のワールドカップ本戦のような
屈辱的なケーヒルのあのパフォーマンス、
コーナフラッグにシャドーボクシングをするのをまた見るはめになった。



前回のワールドカップのとき、
オーストラリアの監督はヒディンクだったと思うけど、この人はすごい。


うろ覚えですが、
2002年のワールドカップの時、韓国の代表監督をしてたと思う。
このときの韓国の結果はベスト4。あの韓国が世界4位に輝いたわけですからすごい。
試合時の韓国の選手たちの目つきは生まれ変わったようで
希望を持った子供たちがプロレベルのテクニックで無邪気にサッカーをしているようだった。


その後、すぐにオランダ1部リーグのPSVの監督になるんだけど、
この時、韓国代表で頑張ってたパク・チソンを連れてPSVに来るんだよ。
2002年からの3度オランダリーグ優勝、これはすごいけど珍しくない。
そこじゃなくて2005年のチャンピオンズリーグ PSVがベスト4!と言う快挙。
準決勝はACミラン(伊)が相手で、パクがサイドを切り裂きまくってて、
見ていた僕は、こんなに恐ろしいアジア人がいるのかと思った。
息切れしないし、休まないし、それに楽しんで勝負してるような感じだった。
でもその裏にヒディンクあり。


そして2006年のワールドカップ。オーストラリア代表監督。
皆さんが落胆したあの逆転劇です。
日本に1-0で負けているのに負けていないかのような選手たちの精神、
これを操っているのがヒディンク監督。
あきらかに1点リードしているのに負けてるような雰囲気が日本にあった。
これは選手それぞれの精神力だよと、個人レベルで言う人もいるけど、僕は違うと思う。
たぶんヒディンクもそれは知っている、心は伝染することを知っている。
このときはベスト16だったかな。でも、まあまあ、すごい。


その後、ロシアの代表監督になる。
EURO2008の大会でロシアはベスト4!
このときもアルシャビンの諦めない走りはサッカーファンを魅了した。
パク・チソンの時とまったく同じだ。
とにかく選手に諦めさせない何かを植え付ける。
しかもヒディンクは時間もいらないようだ。

ちゃんとプレッシャーから解放させてから
選手自身すら気付いていないパワーを呼び覚ますような感じじゃないかな。
前に人参をつってパワーを出させるような簡単なもんじゃない。
何と言うか、無条件でパワーを発揮しているような感じ。
ヒディンク監督がいればチームの試合中の集中力はもの凄い。


何かで聞いたんですが、
ヒディンクはハンデを持った身体障害者にも指導していたらしい。
しかも、それも今と同様にすごいパワーを引き出してたらしい。
ハンデなんか関係ないんだと本当に希望をあたえたんじゃないだろうか。


ヒディンクは知っていると思う。
誰にでもパワーがあってそれをただ引き出せばコーチもしなくてもいいってことを。
だからお世辞でも強豪とは言えないチームを短期間で変えてしまった。
ホント一度、日本に来てもらいたい。



自己集中!
自分でもまだ知らないパワーを出してやる!
おやすみ。
by hisa_coff | 2009-06-21 01:50 | デイリー