人気ブログランキング | 話題のタグを見る
もうすぐ都議選

僕は選挙は行った方がいいと思うんです。
観客の少ないサッカーの試合では、
プロであっても選手はどこか本気を出せないような気がしてね。
サッカーだけじゃなく、野球もそうだし、スポーツだけじゃなくて、人間の行動の全ては、
期待された眼差しが向けられることによって力を発揮できるんだと思うんです。
誰も見てない山奥で綺麗に咲く花とは違い、人間はそれほど強くない。
期待もされず誰も見ていないところで美しい仕事ができるとも思えない。
誰かに期待されることによって自分を正して本気を出す人も多いと思う。
子供の頃は政治家さんは庶民を超えた精神を持ってるもんだと思ってたけど、
なかなかそうでも無さそうで、生きる哲学さえ持ってらっしゃらないような。
偏見も混じってますが、単なる政治家のような気がする。
国民の一部しか興味がないような政治、薄い期待感の中では、
自分の立場を優先する政治家が増えるのは目に見えてる。
今はすでにそうなってるかもしれない。
政権争いが僕らの生活と何の関係があるんだろうと思っても仕方がない。


どの政党が正しいとか間違えてるなんて誰にもわからない。
どの政治家さんも人間であり、その中から生み出された考えなのだから、
どれも正しいと言えるし間違っているとも言える。
だから、正解 不正解じゃなく信じるかどうかでしかない。
僕らが信じるためにも、政治家さんを本気にさせなければならん。
そのカンフル剤は僕らの1票なんじゃないかな。
いつも本気でやっているだろうけど、やっぱり90%くらい投票率があれば、
本気でありながら希望に満ちあふれた姿勢に変わると思う。
希望に満ちあふれた人が国のことを考える、これほど理想的なことはないだろう。


「政治はわからない」と言って選挙に行かない人は多いと思うけど、
でも、政治は頭で理解しているヤツだけのための政治ではなく、
「わからない」と言う人のための政治でもあるわけで、
その実体を明らかにするために今思うことを投票してもいいんじゃないだろうか。
言ってしまえば、「わからない」と言うことで、
真剣に悩んだ結果、白紙で投票しても充分実体が見えてくるような気がする。
ただ、投票率を50%を割ってしまうと政治を放棄した人の方が多いことになってしまう。
半分以上の意思が明かされてない状況で上手く国をまとめあげろ、なんて難しい。
投票率が高い中であらゆることが決まって行けば、説得力も増し、信じることもできる。


所詮、政治なんてボンヤリしたもんだ。
民主主義と言いながら純粋な民主主義にはまだまだ遠いし、
純粋なる社会主義、共産主義を願っても歪んで行くもんだ。
国民の意思を100%集めない限り純粋な民主主義なんて言えない。
だからこそ、みんなのための純粋な政治に近づけるためにも選挙には行くべきだ。
私は行かなくても・・・なんて思っている人、行くべきだ。
直観で選んでも、真剣に選んだのなら大丈夫だと思う。
自分の直観を信じる国民も中にはいるだろうから、
それこそありのままの投票のような気がする。
ただ、周りの意見に流されないことだ、自分で決める。



って、面倒臭い日記でごめんなさい。
アナーキーだとか言ってね、ミュージシャンも行かない人多いからさ。
選挙に行きながら無政治主義などアナーキーなど言っている方が筋が通る。
僕らミュージシャンも満員の会場で期待の眼差しで見られたら絶対に凄いライブをするはずだ。
それと同じで期待の高さが目に見えれば必ず政治家さん自身、自分を正して奮起するはずだ。


おやすみ。
by hisa_coff | 2009-07-10 03:56 | デイリー