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いろいろ

大崎発のりんかい線に乗って、朝早いから僕はソファーにドスンと座ります。
向かいに座ったお姉さんはスッピンで素敵だなと思ったんです。
スッピンで電車に乗り社会と生活して行く女性に僕は弱かったりします。

化粧は身だしなみだと言う考えもわかりますし、
綺麗な方が清潔感も増すし、対面していてイヤな気はしないしね。
でも、究極はスッピンでいながらその清潔感を感じられたら最高でしょう。

だから、スッピンでいる女性に対してはその潔さや生の自分の強さに僕は好感を覚えます。
そんな人が言う言葉には、たぶんウソはないだろう と僕は決めつけてます。

終点の新木場まで20分。
朝早いし、本を1、2行読んだらウトウトとしてきた。
15分ぐらいは寝たと思う、終点に近付いたので目を覚ました。

さっきのスッピンの女性はもう下車したんだ。。。

いや、でも、向かいに座る女性は、同じような服を着ている。
化粧はバッチリで顔も真っ白になっている。
もしかして?僕が寝てる間に変身したのですか?
ええ?そうなんだ。。。。


新木場に着き、スタジオコーストへの道を歩きながら考えた。
さっきの女性は、尚更、潔いのでは?ということに行き着いた。

スッピンを見られるよりも、変身途中を見られる方が一番恥ずかしいわけですから
あえて車内で変身すると言うことは、さらにさらけ出していると考えてもいいのかもしれない。

なぜ、仮面ライダーが変身する瞬間をクローズアップさせ、
逆にカッコ良く見せることにしたのかってことがなんとなくわかって来た。
変身する瞬間、自分自身の中の「はにかみ度」はかなり高くなります。
幼い頃、初めて床屋に行った時も変わって行く自分に恥ずかしくてたまらなかった。
初めてのパーマもそうだし、自分が変化するだけじゃなく、
環境が変化することだけでも、はにかんだ自分はいた。

その変身して行くところをあえて異空間にして見せ場にしたと言うことで
本郷タケシが上着を脱いでジーンズを脱いでスカーフを外して
仮面ライダーに着替えているヒーローらしくない姿を想像させないようにしたのかもしれない。





新木場スタジオコースト。
アナログフィッシュ10周年&ドラムの州くん復帰!
朝の早うから会場入り。午前中にリハーサル終える。
朝の段階から晃くん健太郎くん州くんの意識はしっかり前を向いている。
僕を加えた4人編成のリハーサルは午前中で終えてしまった。
ってことは、ここから僕は本番まで待ち時間となる。
アナログ3人はセンターステージのリハもあり、まだまだ仕事が山積みだ。

で、ここから7時間待ちと言う奇跡的な時間を与えられる。(笑)
「北の国から」の撮影時の吹雪き待ちや雪待ちのような集中したものではない。
でも、7時間も集中して待てば吹雪でも起こるんじゃないか?ってくらいの時間だ。
それくらいダイナミックな目出たいイベントなんだよ。



州くんが復帰する。
3人の演奏はグッと来るものがあった。
ドロッとした人間汁がにじみ出た一体感が羨ましかった。

州くんはアナログフィッシュの中でも最も勝負師だと思った。
勝負の最中に最も高揚していて、結果の勝ち負けには動揺を見せない。
こんなにも瞬間瞬間に平気で気持を込めれるんだから感動するよ。

素晴らしい心あるイベントで楽しかったし感動した。
心残りなのはメインステージで3人だけの演奏も僕は見たかったな。


夕暮れのあとは、歓喜だった。


うん、歓喜がよく似合う。



さあ、Clingonに集中!
待ってろよ、10/24!


by hisa_coff | 2009-10-11 14:21 | デイリー