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庭園美術館に行った

午前中から庭園美術館ヘ行く。
サンドイッチとドーナツもって庭園で食べる。
映画で見るように外国人の方は、レジャーシートじゃなく、ブランケットを芝に敷く。
なんだか豊かさがある。あたり前だけどレジャーシートよりもあたたかい感じがある。
毛布をこんな使い方するんだ となんかもったいないようなでも羨ましいような感じが
ずっとしてましたが、やっぱり素敵だった。

例えば、ツイードのジャケットを着た泥だらけになったイングランドの農家の人だったり、
車のバンパーを本来の扱い方で車体保護に徹してボコボコになっている海外の車だったり、
ジェーン・バーキンが持つエルメスのバーキンのように形が崩れるほどボロボロだったり、
なんというか、高価なものを崇めるのじゃなく、
高価なものをその分使い込んでいる生活感はもの凄く美しい。

昔に雑誌に藤原ヒロシ氏が載っていて、
大切なアイテムの中にエルメスのダッフルコートが写ってた。
それが新品じゃなく良い味が染みた少し汚れたものだった。
それがカッコいいと10代の僕は思ったな。
エルメスを足蹴にしているような感覚が素敵だった。
いい服を着るとアクションが小さくなる人もいるだろうし、
服に行動を制御されて生きにくい人もたくさんいるだろう。
日本人はバンパーも傷がつけば修理するんだから、
使っちゃいけないくらい綺麗にしていることも多い。

今朝の番組で潔癖症のタレントと元サッカー選手が出てましたけど、
心が小さ過ぎて気分が悪くなった。
生活していないというか、生きていないというか、考えていない感じがしてね。
綺麗好きは素敵ですけど、自分の体に付着する菌やウィルスを棚に上げて
潔癖症だなんて都合がよ過ぎるだろう。。。

自分のことは見えない。
昔にも書いたけど、「ふたつの袋」(イソップ寓話)
プロメテウスは人間を作ったとき、その首にふたつの袋をぶらさげた。
他人の欠点の入った袋を体の前に吊るし、自分の欠点の入った袋を後ろに吊るした。
そのため、人間は他人の欠点はよく見えるが、自分の欠点は見えないのである。

そう言う感じ。
僕も自分自身を棚に上げて書いてます。すみません。




外国人の家族を見て羨ましく思ったんだよ、
ブランケットを芝の上に敷いたり、子供を包んだり、
ちゃんと毛布のように使ったり、いい毛布を買って一生使いたいね。
とんがった新品の消しゴムの角を気にせずゴシゴシと使えるような、
携帯電話の液晶画面に貼ってあるフィルムをすぐ剥がせるような、
そんな感じでいたいね。笑)
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ロトチェンコ&ステパーノワ展を見て来た。
感情が抑え切れないって感じではなかったけど、オシャレだった。





それから、
今夜はイングランドプレミアリーグの最終戦です。
我がマンチェスター・ユナイテッドがストークシティに勝ち、
チェルシーがウィガンに負けか引き分けでマンチェスター・ユナイテッドが優勝です。
自力では優勝できず他力本願ですが、皆様には願ってもらいたい。
今夜だけはチェルシーを恨んでくれ!

まもなくキックオフ!
by hisa_coff | 2010-05-09 23:38 | デイリー