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時間の感じ方は面白い

なにげにブログのヘッダーを
戦闘モード変えさせていただきました。


今日はヘッドフォンの中で一日過ごしてたので
今日と言う日がなかったように思う。
何もしていないような、すごく何かをしていたような。
集中し過ぎて時間が止まってたような、
猛スピードで駆け抜けたような。。。
おかげで、いい曲ができた。


時間の感じ方は面白い。
昔、野球が普及していない南島にプロ野球選手が
野球を教えに行くというテレビ番組があった。
番組名などは覚えてないけどそう言う企画を僕は何度か見た覚えがある。

使命感を持った日本のプロ野球選手は街の子供や大人に
「明日の15時にあのグラウンドに集まってくれ」とたくさんの人に声をかける。
翌日のその時間、案の定 集まって来るのはまばらで、
時間にもルーズで「絶対行く」と約束してたキャラのいい兄ちゃんも来なかったりする。
ナレーションは「やっぱり南国の皆さんはおおらかです」などといい、
国民性の違いをおもしろおかしく伝えてた。
しまいには翌々日に集合場所に現れたりするらしい。

日本人の場合なら、しっかりある程度の人は集まるだろう。
来る気がない場合はまったくこないだろうし、
来ようと思えば時間をある程度守るだろう。
日本の僕らは義務教育の9年間、
一番教わったのは、算数や国語ではなく、時間なのだと思った。
義務教育は同じ時間を過ごしていると言う概念を持つには最高だ。
なにも言葉で教えなくとも9年間学校へ行っていれば、
いかに時間が僕たちを繋いでいるかがわかる。

ただ、それは集団生活の中だけで充分なのに
逆に同じ時間の中だけでしか皆は生きれないんだ
と言う考えから離れられない人も多いんじゃないだろうか。

明らかにものそれぞれが持つ時間は違う。
動物や昆虫、植物の一生を並べてみても明かだし、
一生の振り向く回数を考えれば、どんな生物もだいたい同じ回数だ と言う人もいます。
早く死んでしまう昆虫も僕ら人間もだいたい行動を回数で表すと同じだというのです。
こんなにも寿命が違うのに行動回数はだいたい同じだと言うのです。
それが本当ならば、それぞれに違う時間軸があることがわかる。
それは生物の種類レベルでもあり、人間 個人レベルで時間は違うと僕は思う。

だからアンチエイジングで時間を割いてることの矛盾に気付く。
若返るために時間を使って年を取るなんて おかしな感じがするんだ。
若く見られたいのはわかりますが、
若く見えるのはやっぱり振り返っている自分ではないのだ。
やっぱり前を見て進んでいる人ほど若く見える。
新しい時間の中へ飛び込もうとしている人ほど若く見えるような気がする。
その心の感覚さえあれば誰でも新鮮にいられるような気がする。


ちなみに
地球が一回転する早さは、約23時間56分4.06秒。
でも、僕らは1日を24時間と数えてる。
本当は地球が一回転ちょっとしたところで僕らは一日としてる。
時間は曖昧ということだな。
皆がそれを守ることで時計のように見える時間が生まれるだけで、
本当は誰もが自分だけのタイミングを持っている。
そのタイミングで生きるのが一番よいのだろうな。


そろそろ僕の寝るタイミングです。
おやすみ。
by hisa_coff | 2010-08-01 02:49 | デイリー