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新曲できたお〜。
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クリンゴンリハーサルだった。
新曲のアレンジや手を付けてない曲が3曲あったので
慌てて手を付けるが、1曲渡し忘れた曲があり、
丸尾、高円寺の街を猛ダッシュで家にCDを取りに帰る。
こんなときに限って僕もiPodすら持ってないかった。

非常に難解な曲でありますから、
今日触らなかったらオジャンなわけですから
丸尾くんが高円寺で一番速かった瞬間でしたね。

とてもいい感じになってます。
CDをしっかり聴いている方には「ワオッ!」と言う瞬間も待ってますし、
CDなんて猫よけに使っている方でも充分興奮していただけます。
なにより、この新曲が創れてよかったのです。
これがなかったらこれがなかったらと思うと、
「クリンゴンの奥の奥の奥」と言うライブタイトルを変えなくちゃいけないとこだった。
ただ単に新曲と言う意味ではなく、この世界観を出しておかなくちゃならんのです。



僕の考えることは、失礼に思われることもよくあります。
誰もを平等にえこひいきなしに想うことができるかどうか、
いつも考えていまして、仲が良い人でも逆に不機嫌に見られることもあります。
全ての人に対して平らな心はときに希薄に見えることがあります。
でも、その平らは水槽に水が少ししか入っていない水面を見て「平らだ」と思うのと
水槽いっぱいに溢れ出しそうな水面を見て「平らだ」とは全然違います。
僕は水槽にありったけの愛情を注いでいるのですが、
見えない人には見えないのかも知れない。

「誰かよりも想っている」と言う特別な気持ちは人を気持ち良くさせますが、
その特別感に浸りたい心に対して僕は飽き飽きしています。
逆に特別じゃない日があるかのような日常のとらえ方は、
根底から覆さない限り、ずっと特別扱いされていたい気持ちは高まるでしょう。
皆が特別な日を毎日過ごしていると言うことは、絶対に忘れたくないのです。
だから今日は何かイベントごとがあるから特別だと考えるのも素敵ですが、
それよりもこの今がずっと特別であるととらえることで
大昔から人間が望んでいる安定と言う日々に繋がるんじゃないかと思ってます。


僕が言う、平等は、皆同じ生活をすべきだと言う意味ではなく、
どんなに歳が違えど、国が違えど、性別が違えど、収入が違えど、
心は1人にひとつだけしか与えられていないと言うことが
すべてを平等にすると思っています。
どうあがいても心だけは誰も複数手に入れることはできない。
心に関しては誰かと比べることもできないため、
同じ気持ちを共感し合うと言うのも厳密に言うと難しくなります。
ただ、皆が共感し合える部分も「皆、心ひとつずつ持っている」と言う部分です。
人間の持てる力の中で一番尊重すべきは、心だとするのなら、
誰かが秀でて特別であるなんて考えられなくなってきます。
皆、一人一人、まったく違うので、その個性が隠れている場所は、
教育で知りえたことや外見などじゃなく、心の中でしかない。

個を尊重するため、きっと「皆で心をひとつに」なんてことは僕は言わないだろう。
たぶん「それぞれが持つ ひとつの心を前に出せ」と言うと思う。
皆がまったく違う心を出すことを目的とします。
本当の心を外に出して並べることができれば、
すべてがまったく違うことに気付くと思います。
それができれば、いかに風潮や世間体に合わせて生き方を
変えているのかが手に取るようにわかると思います。
だからもし言うとしたら「それぞれが持つ ひとつの心を前に出せ」と言うと思う。

ま、
これだから僕はライブにもなかなかお客さんが来ないんだろうと思うし、
ビジネスで成功する道と真逆であることはしっかり気付いています。
でも、本当に思っている考えを表面に出せないと言うことは、
舞台に立つ資格はないだろうと思うので、
最低限、その資格だけは取得しておこうと思いまして、
常に本当のことを話しています。


産まれてくる環境は絶対に違うわけだから、
何を平等とするかなんて、大きな目で見る意外にはできないだろうと思う。
隣の芝がどんなに青くても心が増えることはあり得なんだから、
パッと見が違えど、ヤツも心はひとつしか持っとらんから、安心してもいい。
1対1なら誰とでも話し合える。そして頑張れば誰とでもわかり合える。
たまに「生理的に無理」という言葉を聞きますが、
「そんなわけあるかい」といつも突っ込んでます。
誰とでも話し合う覚悟がないだけである。



あ、それから家族などを優先的に考えたりしないのか?と問われると思います。
ご心配なく、この考えはちゃんと家族に浸透しています。
母親には「過激派にはなるな」と言われていますので、
今まで言うこと聞かなかった分、これは守ろうと思います。
ちなみに相棒の丸尾からは「存在自体がタブーやからな」と言われております。
ま、タブーと音楽やるお前もタブーだと言うことです。


今が特別なので29日も特別だとは思いますが、
この日だけが最高だなんて言うセールス的な表現はできません。
が、僕はいつでも最高だと思っていますので、ぜひ、お越しください。

★Clingon
夏の終わりにクリンゴン ワンマン ライブいたします!
▼8月29日(日)下北沢CLUB Que
Clingon -oneman-「クリンゴンの奥の奥の奥!」
OPEN 18:30 START 19:00
前売¥3,000+ドリンク代別 当日¥3,500+ドリンク代別

【Clingon】
木村ひさし→Vo.Key.
平泉光司→Gt.Vo.(COUCH)
佐々木健太郎→Ba.Vo.(アナログフィッシュ)
丸尾和正→Dr.Vo.

(問)CLUB Que 03-3412-9979
Clingon 木村ひさしinfo【hisa_coff@excite.co.jp】でもチケット予約できます
by hisa_coff | 2010-08-26 03:22 | デイリー