出戻り?いいえ、デモ録り。
部屋でちまちまするよりも、お外に出なさいってのが基本的母親のお言葉である。
録音が不自由無く部屋でも出来るようになってから、僕らミュージシャンの腕は緊張感がなくなって行く。昔はアナログテープでよくも素晴らしい演奏を録音出来たもんだ。チャンネル数も限られた中で一斉に演奏して名曲がつくられて来たけど、今はミステイクも直してくれるし、驚くようなリズム感や音痴な歌もサラリと直せるのがコンピュータだ。当然wanicoffもそれにあやかろうと思ってますよ。 てなわけで、アラタくんが11:30に迎えに来た。ファミリータイプのワーゲンはドラムセットや機材でパンパンに膨れ上がっている。いくらボクが痩せているからと言ってそのすきまには・・・・うん、おさまった。ミラーで確認すら出来ない目隠し状態の車で初台にあるスタジオに向かった。トマルくんがお出迎え!早速、ドラムセットを組み立て、マイクをそれぞれに立てて行く。 宅録で済ませなかった意味は、少しでも苦労して愛情を曲に注いでやることでボクらが曲を好きになることが出来るからだ。自分たちの曲を自分たちが誰よりも好きでなければいけないのは当たり前のことで、自分たちが好きな曲は、この世界に好んでくれる人が絶対にいると確信するために出来る限りの愛情を注いで曲を成長させる義務がボクらにはある。説明が下手ですんません。え〜っと、だから、僕の好きなものは君も気に入ると思うよ的な感じ。。。。 意外と即席でつくったレコーディングシステムは良いっすよ。ワクワクした。この日はドラムを録音のみだけど、それだけでも曲が好きになる。トマルくんは大忙しで、ボクは録音ボタンを押すだけ!部屋も1つだけなので演奏中は黙って石になってなければいけない。 昔の「し〜録音」である。子供の頃はラインで繋いで録音することを知らないため、歌番組が流れるテレビのスピーカーにラジカセのマイクを押し付けて録音する。決まって妹や兄貴が騒ぎだす。それに激怒するボクの声が一番良く録音出来ている。母親の食器を洗う生活音は怒りたくても、怒れないが、怒る。録音するってのは、静かにするものだとそこで学んだ。それが今回、いかされている!ハハハ! 上の写真はアラタくんとトマルくんが音を確認している様子。 録音は大きなスタジオも懐かしいが、こんな手作り感はたまらなく嬉しくなる。 wanicoffのデモ録りは少しずつ進んでますよ。。。。。 あっ、そうだ、ワタルくんは忙しいので欠席。
by hisa_coff
| 2006-08-16 22:07
| デイリー
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